第十二回 王朝的斜阳(12-7)
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山と共にいた。 场所は长安、安禄山専用の邸。 安禄山ほどの実力者になると、任地は远くとも、都に邸宅が与えられる。 二人は今、玄宗の目を盗んで密会していた。 杨贵妃は、好物の茘枝を口に含み、口移しで安禄山に食べさせる。安禄山も、満悦の表情でそれを噛んだ。杨贵妃は妖艶に笑い、彼の首筋に几度も口づけする。 「高力士が、あなたを弁护していたわ。叛意など无いでしょうって」 安禄山は、おかしそうに笑う。 「おめでたい奴らだな。高力士も、その主も」 二人は普通の男nVのように话していた。安禄山は、玄宗の御前のように恐缩することもない、大胆な物言いだった。 「しかし贵妃、本当にいいのか。俺が唐を灭ぼしても」 杨贵妃は艶然と微笑む。 「私は运命に翻弄されるだけの人生だった。でもようやく、自分の手でできることを见つけたの。この上なく、やりがいのあることを」 「ほう?」 「……盛栄を极めた王朝を、毒に浸して枯れさせる。国の规模から言えば、呉の西施を凌ぐわね」