第三回 收星之旅(3-3)
おいてほしいのですが」 李秀は、慌てて拝礼する。 「はい、もちろん口外など致しません。それより、お愿いがあるのですが」 「良いですよ、言ってみなさい」 「その旅に、私も加わって良いでしょうか。腕にはいささか覚えもありますし、それに」 「それに?」 「実は私も、魔星とは縁のある身なのです。男装までして太史监令史になったのは、それが理由です」 「ほう。どんな縁です」 「今は、申し上げられません」 李秀はそう言うと、口をきつく结んだ。 英贞童nVは少し考える顔をしたが、すぐにほほ笑んで言った。 「强そうなお嬢さんね。いいでしょう、彼らを援けてあげてください」 李秀は再度礼をすると、贺兄弟に歩み寄ってほほ笑んだ。 「そういうことで、改めてよろしく、李秀です」